必殺仕事人2009・源太の死
必殺仕事人2009 第11話
からくり屋の源太くんが殉職しちゃいました
なんか、危なっかしいなあ、と最初から思っておりましたが、仕事人として、人として成長することもなく、こんなに早く逝ってしまうとは・・・。
仕事人の殉職はないわけじゃないですが、それでもレギュラーが1クール、しかも昔のように1クールが30話前後の長いものでなくてせいぜい12話くらいのもので死んじゃうなんてー!
源太と涼次は、政や竜とはまた違った青さがあって、それはそれでよかったのに。
政や竜のように、若く青いけれど、初登場のときから仕事人としての覚悟をしっかり持ったキャラクターとは違い、特に源太は最初は本当にただの一般人。好きな人を殺された恨みのおもむくまま、言ってみれば勢いで仕事人になってしまったようなものだから、彼の悩みも当然のものだし、こういう帰結ももしかしたら一番自然なのかもしれない。
源太の感情はものすごく普通で、とても全うな「人」だったんだよね。
仕事人はクールで、スマートで、常にかっこよく描かれるけれど、結局は殺し屋。普通の人が何かの間違いでなってしまったら、早々に限界を感じるのが普通なんだろうな、と源太を見てて思いました。
だって、人を殺す、んですもの。普通じゃいられないですよね。
源太の演技はとてもよかったです。とくに「もう誰も殺したくねえ」のところは、すごく切なくなりました。こういう仕事人も、また仕事人の確かな一面ですね。
それにしても、今回は結構驚かされることばっかり。
玉櫛だってレギュラーかと思ってたら、いきなり初回で死んじゃったし。コンサが忙しくなるんじゃ・・・とかいう裏事情があるのかないのか、番組延長決まったところでレギュラー一人死んじゃうし。
でも、2009らしい色というのか、なんだかそれぞれのキャラが落ち着いてきて、やっとしっくりくるようになりました♪
それに何より、やっぱり主水さんがいい! 厳しさの中の丸みが熟年の仕事人の風格ですごいいいなあ~~と思います。源太を火葬するとき、作太郎の目を覆ったのがせつなかった。今の主水さんだからしたことだと思う。昔なら加代あたりの役だったろうね。
何はともあれ、これからも楽しみな番組です♪
誰が出ようが出まいが(いや、竜や政が出てくれたら狂喜乱舞しますが^^;)、やっぱり「必殺仕事人」という番組が、私は好きなんだな
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