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必殺仕事人2012

やっぱり一番好きな娯楽時代劇だなあ、と見るたびに思う。

今回の音楽と照明にも痺れましたねっvvv

特に出陣前の仕事道具の手入れをするシーン。きっれーーーーいっっっっshineshineshine

濡れた赤い糸とか、後ろで湧いてる薬缶の湯気とか、仕事人たちのシルエットとか、もう凝りに凝ってるって感じだよねっ。芸術だわ。絶妙なシーンで入るBGMや、そういう光と影の演出が見たくて必殺見てるってのもあるっvvv

あと、ぽてとちっぷだの、かれーだのとお約束の必殺らしさ(^^;)。

飛脚の隣を新幹線が通り過ぎた必殺のお遊び感がたまらなかったのを思い出したvvv

私は竜にすっころんで必殺、ひいては時代劇に興味を持ち始めた人間なので、往年の必殺ファンには散々に言われているⅤや激闘編が一番好きだし、時代劇黄金期の頃の作品は正直あまり見ていないとっても邪道なファンなのかもしれませんが、あの頃、喜々として見ていた水戸黄門、暴れん坊将軍、大岡越前、遠山の金さん、銭形平次等々の中で、やっぱり必殺がいろんな意味で一番好きだと思う。

勧善懲悪なのはどれも同じなんだけど、必殺だけが肩書きのないダークヒーローだからね。とてもせつなく、やるせなく、悔しく、自己嫌悪や欺瞞をわかっていながら、内包していながら、自分など取るに足らない悪人なんだと思っていながら、とても人間らしく、とても優しく、とても強く、そしてとても弱い、だから社会の底辺であがいている。そんな人達のドラマがとても好きなんだなあ、と。

だから、今回も基本、ストーリーも必殺らしく、俳優もよりすぐりで、レギュラー陣も随分落ち着いて、しっくりくるようになってきて、良かったんですが・・・。

んーーーー、いまいちはまりきれなかったのは、いろいろと不自然なところというか、説明不足なところが多かったからかなあ。私的にね。

ストーリー的にもう少し突っ込んで欲しかったかなあ。

燕斎と仙吉とお菊の関係性が一番気になって仕方ない。まあ、今回の仕事には直接関係なかったからたいして触らなかったのかもしれないけど、そのへんもう少し丁寧に描いてもらえれば、今回の仕事にももっと深みが出たと思うんだよね。徹底的にただの悪なら、あんな思わせぶりなふりはこの際、いらなかったんじゃないかと。悪には悪の過去があり、いろんな経緯や思いがあって、今があるとするなら、それをもっと見せて欲しかったな。

今回はお菊が主軸かと思いきや、匳だったからね。匳やお春、与平の若者の純粋な部分と、お菊、仙吉、燕斎の酸いも甘いも苦いも辛いも全部噛みわけた上での大人の現実と、そのあたりを話の二本柱として対比させて欲しかったかも。

理想だけでは生きていけないのが現実だし、その現実にあっさり飲み込まれてしまうのが人間の弱さで、それを濃く描いているのが必殺だと思うから。

んで、匳があまりに簡単に捕まるし(^^;)。

つか、あんなとこであんな経緯話してたら、そりゃ捕まるでしょう。あんたたち、そんな話後でいいから早く逃げないとっsweat01って、見てるこっちがはらはらしたわよ。逃げる気あるのか的な捕まり方だったね(^^;)。

人柱選ぶくじにしても、あれだけの人数の中で赤くじひけるのはたった一人なのに、みんな、ほとんど悩むことなくえらく簡単にひくんだなーと。だめだったら殺されるのよ?と問いかけたくなるくらい、たいして考えもせずみんなひいたなsweat02 まあ、時間と構成の都合上仕方ないのはわかりますが。

んで、飛び込んできたお春を「人柱が増えたvvv」と斬り殺すような人種が、そこでざくざく人を斬っているのを見ている匳を何もお構いなく逃がすってのも不思議な気がしたし。だいたい、その後なんであの二人を、あんな目立つ大八車押しながら逃げ出すことができたのかしら。何がどーなって匳はあんなことができたのか?とすんごく気になる。

そんなちーーーーさなことをいちいち気にしてるから、はまりきれないのかしら(^^;)。

高橋秀樹さんはさすがとしかいいようがありませんよね。いるだけであの存在感、威圧感。金さんの時と同じ、方頬を上げて「にっ」と笑うあの笑い方。同じ所作なのに、なぜか金さんの時は「笑う」と思えて、燕斎は「嗤う」と思えてしまう。かっこいいと思ってた仕草さえ、こわ~~っ、と感じる。上手い人が悪役を演じるととんでもない凄みがでますね。見たかった高橋秀樹さんが見れて満足。

他の悪役さんにも永澤俊矢さん、六平直政さんと豪華キャスティングだしvvv

それに、レギュラー陣がほんと、しっくりくるようになったな、と今回しみじみ思いました。それぞれの個性がちゃんと出てきて、それぞれの役が地に足が着いて来た感じがする。

ジャニタレが、なんて言わせないくらいそれぞれの年齢、それぞれのキャラにあった、それぞれの仕事人をしっかり作り上げていってると思う。若ければ若いなりの、年を重ねたら重ねただけの味をしっかり出せているんじゃないかと。匳のやんちゃな青臭さ、涼次の青さだけでは突っ走れない、でも大人でもない揺れ、作品ごとに落ち着きや深みを増す小五朗、今の仕事人の形がやっとしっかり決まってきたのかなぁ、と。

匳の笑ってるのに泣いてるような顔で「飯奢れ」って言った時、うわー、とぞくっとしたし。関係ないけど、お京のことを悪く言われ、思わず竜を殴った政の表情を思い出したわ。全然、すごくいい演技するじゃないか。(←何様)

何より小五朗さんが、主水さんなき後を埋めるに十分に足る存在感があって、すんごくよかった。主水さんの仕事のテーマ曲で小五朗さんが出てきたときには鳥肌立った。薄茶色のマフラー巻いて、脇差で仕留めるのも主水さんを彷彿とさせて、切なくも何か嬉しかった。

時代が移っていくよ。

あなたが作り上げてきたものを、しっかり受け継いで繋いでるよ。

と、お空の向こうに言いたくなりました。

これからも続いていって欲しいなあ。スペシャルも嬉しいけど、ぜひ連ドラで。

んで、やっぱりできれば竜、政をどっかで出して欲しいなーーーーーーheart01heart04heart01(切

やっぱりこれvvv

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